『スピード人脈術』中谷彰宏

スピード人脈術―速くキーマンをつかまえる50の具体例

もう一生この人と会えないかもしれない―1回の出会いをおろそかにしないことが、本物の人脈をつくる秘訣。どんなに忙しくても「ありがとう」だけは省略しない“スピード人脈術”ならうまくいく!「見抜く」のではなく「観察」する、別れ際に第2印象が決まる、遅れてしまった返事を出そう…など、中谷流コミュニケーションの極意を満載。友達ができない、出会いが少ないと落ち込む前に読む本。 「BOOK」データベースより

今回は本書から、人脈を作る方法を3つ紹介します。



① 先入観と違うところから、友達になれる。

「この人はこうゆう人だ」とわかったつもりになってしまうことが一番危険です。人間の性格は、人間関係の中で決まります。
 男女の間で「あの子はわがままだよね」と言われる女性が、あるところでは尽くすタイプの女性だと評価されていることが往々にしてあるのです。

「あの人はこうだ。この人はあーゆう人だ」と人をパータンで把握しないこと。
パターンで人から見られたら、誰も嬉しくない。相手の内側をしっかり見ること。

② 断りやすい状況をつくることも、友情

必ずしも誰でも彼でも全員に声をかけることが、友達を増やしていくことではありません。相手の実情もあります。
誘われた人は、「面倒だけど、行かないといけないよね」という空気にのみこまれてしまいます。
そうしたら、その人の時間を奪ってしまうことになるのです。

自分のことしか考えていると、誘って相手が断ったら、ムカつくとか思ってしまう。
相手のことを大切に思うことが大事ですね。

③ 一回の出会いを大切にしよう

出会いの少ない人のほうが、実は友達ができます。
「なかなか友達ができないんです」という人がいます。
その人の話をうかがってみると、実は出会いは多いのです。
その人に友達ができないのは、一回一回の出会いをおろそかにしているからです

たくさん人脈ができる人は、一回一回の出会いを大事にしている。

まとめ・感想・書評

自分のことを考えるのではなく、心から相手のことを考えるひとが、価値ある人脈を広げていく

目次

第1章 人脈づくりは自分づくり
第2章 理解する人は、理解される
第3章 行動が友達をつくる