なぜ本を読むのか?『本を読む人だけが手にするもの』藤原和博


あなたは「なんで、本を読んだほうがいいのか?」という質問に答えられますか?
親や先生は「本を読みなさい」と言いますが、その素朴な疑問にきちんと答えられる人は少ないのではないでしょうか。
 本書は、「人生における読書の効能」について、リクルート社で初のフェローや東京都の義務教育で初の民間校長を務め、
「よのなか科」という現実社会と教育をリンクさせた大人気の授業やベストセラーで知られる藤原和博氏がひも解いていきます。 Amazonより

「なんで、本を読んだほうがいいの?」
「たくさん読む必要ってあるの?」
っと質問されてしっかり答えられますか?

そこで、今回は本を(たくさん)読むメリットを3ポイントでまとめました。



① ネットだけだと、どうしても掘り方が浅くなる。

深く論理的な思考をするうえで、本は絶対に欠かせないもの

ネット情報だと、どうしても浅くなる。
ネットで疑問に思ったことを更に検索すれば浅くならないだろうっという人がいうが
逆に「自分が疑問に思ったことしか」検索出来ない。

② 本を読むことは、2種類の「みかた」を増やせる

1つは「見方」を広げ、増やすこと。
自分の世界観を広げることで、玉石混交の情報にだまされにくくなり、ある決断をするための選択肢が増えることになる。何よりもリスクも分散することができるため、本を読めば読むほど自分の身を守ることにもつながる。
もう1つは「味方」を増やすことである。
たくさんの著者の脳のかけらを自分の脳につなげることで見方が拡張されると、さまざまな脳(人)との交流が可能となる。
そうすることで、他社と世界観を共有することにつながる。そして、共通点がいくつも発見され、脳のなかに共有のドメインを築けた相手が、結果的に自分の味方になってくれることにつながるのだ。

自分だけの考え方だとひとつの方向にしか見えない。

③ 確実によい本に出会うための方法

本当に自分に必要な本と出会いたいと思う人には、習慣化した「乱読」をおすすめする。
人生における偶然の素晴らしい出会いを、効率的に設定することなどできはしない。本との出会いも、同じなのである。数をこなそう。

本当に良い本に出会うためには、量をこなすしかない。だからたくさん読むことが大事。
成功している人の共通点は、圧倒的な「量」だな。

まとめ・感想

付録に著者の藤原和博さんが、「これだけは読んでほしい」と思う50冊を紹介してあったので、そこから、本を買って読もうっと!
こうゆうたくさん本を読んだことがある人のオススメの本は当たりが多いからな!

目次

序章 成熟社会では本を読まない人は生き残れない
第1章 本を読むと、何が得か?
第2章 読書とは「他人の脳のかけら」を自分の脳につなげること
第3章 読書は私の人生にこんなふうに役立った
第4章 正解のない時代を切り抜く読書
第5章 本嫌いの人でも読書習慣が身につく方法
付録 藤原和博の「これだけは読んでほしい」と思う本・50冊