良質な睡眠をとるには「入眠儀式」を習慣化は必須!『一流の睡眠―――「MBA×コンサルタント」の医師が教える快眠戦略』裴 英洙

・8時間眠りなさい
・できれば「22時」に眠りなさい
・規則正しく栄養管理の行き届いた食事を摂りなさい
・睡眠時間を確保することから1日をスケジューリングしなさい

「……いやいや、そんなの、無理ですから! 」
と、感じている方々へ。
医師とビジネスパーソン両方の視点と経験を併せ持つ著者が、
現実的かつ具体的な方法を教えます。
 Amazonより

よくある睡眠の本では、「睡眠前はこうした方がいい」「起きたらこれをしなさい」っと押しつけて話す本が多いが、この本は、それらの本とは違う。睡眠は人それぞれ違うのだから、自分の睡眠について分析する重要性について説いています。
その分析の仕方もしっかり書いてあるので、睡眠についてお悩みの方にオススメです。

 そこで今回は『一流の睡眠―――「MBA×コンサルタント」の医師が教える快眠戦略』の中から良質な睡眠をとるための「入眠儀式」について3ステップで紹介します。

① 快眠があたりまえになる「睡眠ルーティン」がある

 良質な睡眠は、寝る前から始まっているということです。
 具体的には夕食の時間と内容、運動の時間と強度、カフェインを摂った時間と量、お風呂やシャワーの時間、寝る前のリラックス行動などを睡眠ログに付け加えるとよいでしょう。

② なぜ「睡眠ルーティン」をするのか?

よく眠れる前の行動パターンが見えてくれば、その一連の行動を「入眠儀式」に格上げして習慣化してしまいましょう。大人になれば誰しもが、快眠できた時に無意識に行っている行動があります。それを睡眠ログで可視化するのです。
この入眠儀式は、医学的には副交感神経を優位にしてリラックスすることが望ましいのですが、一般的にこだわる必要はありません。あなたが一番気持ち良く眠れる黄金ルールを見つけ出してください。


③著者が毎晩実践している「夜の習慣」

私の入眠儀式は「白湯を飲む」ことです。白湯を飲んで、戸締まり確認することで1日が締め括られ、「さあ、寝るぞ」という気持ちになるのです。白湯は体の内部を温めてくれますので、心地よい入眠に誘ってくれる効果もあります。


まとめ・感想・書評

ぼくは、それまで睡眠ルーティンなどはなく、寝る直前まで、スマホをいじっていたのですが、この本を見て入眠儀式を作りました。
それは電気を消したままお風呂に入り、浴槽で10分間瞑想する。その後、15分ほど読書をして、眠るというものです。

前よりスッと眠れるようになりましたが、今後も眠りの質を向上させるため、日々PDCAサイクルを回していきます!!

目次

【はじめに】睡眠こそ最強の「ビジネススキル」である
【序章】一流のハードワーカーはどう眠っているのか?
【第1章】ビジネスパーソンのための睡眠の「新常識」
【第2章】目覚めた瞬間に快眠戦略は始まっている
【第3章】午後2時〜4時の「魔の時間帯」を制する
【第4章】翌日のパフォーマンスを最大化する夜の習慣
【第5章】世界一の快眠を手に入れる「睡眠自己分析」
【第6章】眠りの質をさらに上げる最新ナレッジ