酸素不足が目を悪くする!『目は1分でよくなる! ─あなたの目がよみがえる7つの視力回復』今野 清志


7つの視力回復トレーニングを紹介!今日からすぐ始められます。血流を改善し、酸素を取り入れれば目のトラブルは9割改善します。目からウロコのカンタン健康法!(Amazonより)

子供のころは視力は1.5あったのですが、最近は1.2ほどになってきました。
視力は落ちるときは、ガクンとくると聞くので、落ちないように予防する方法はないかと思っていました。

そこで、本『目は1分でよくなる! ─あなたの目がよみがえる7つの視力回復法』から学んだ、目が悪くなる原因を紹介します。

目を悪くする一番の原因は酸素不足

「酸欠」になると、毛様体の筋肉と水晶体の弾力が失われることから、近視や老眼が加速します。
水晶体の新陳代謝が衰えて、濁りが生じると白内障になり、眼球内の老廃物がきちんと排泄できなくなると、飛蚊症を招きます。
そして酸素欠乏のために房水という、目の組織を満たす体液の排泄が滞ると、眼圧が上昇し緑内障の原因になります。
さらに神経系が酸素不足に陥ることも加わって、視野が損なわれるとかんがえられるのです。

十分に酸素を取り込めない理由は2つある

①胃腸の硬化

胃腸が硬化していると、お腹のなかに息を思いっきり吸い込めず、呼吸が浅くなってしまうのです。
また、胃腸が硬くなっているということは、消化活動や蠕動運動もスムーズに行われていないということです。

②姿勢の悪さ

事務仕事をしている方は、100%酸欠だと思って間違いないでしょう。
パソコンに向き合っていると、どうしても前かがみになります。
うつむいたままだと気道がせまくなり、息を吸っているつもりでも、チョロチョロと細くしか入っていきません。
そんな姿勢で8時間もいれば、1日の大半をちゃんと呼吸しないで過ごしていることになります。
加えて座りっぱなしでいるということは、自分の体重でおしりや太ももを圧迫して止血しているのと同じです。
血流がどんどん悪くなり、血流がドロドロになる。

まとめ・感想・書評

ぶっちゃっけタイトルで「目は1分でよくなる!」はかなり盛っています笑
そんなにすぐ目がよくなったら、お医者さんはいりません笑

この本の第3章の「1分間で目がよくなる7つの視力回復トレーニング」も、ほんとうに目がよくなるのかは科学的な根拠がなく微妙ですね。
もっと科学的な根拠が書かれていないと、ぼくは信じられません笑

しかし、目が悪くなる理由が「酸欠」ってのはあるかもしれない。

イメージなのですが、やはり本を読んだり、ゲームをしたり、ガリガリ勉強するような、インドアな人は目が悪い人の割合が多いように感じます。
目を酷使して悪くなりそうですが、そんなことはないと思います。
なぜなら、目を使いすぎて悪くするなら、目をよく使うスポーツ競技でも悪い人が同じように多くないと筋が通っていません。

では、この違いはなんなのかというと、酸素をしっかり吸っているか吸っていないかの差だと推測されます。

インドアの人は、やはり姿勢が悪く浅い呼吸をしてしまっている傾向がありますが、スポーツをやっていると酸素をたくさん吸うので深い呼吸になるということです。

だから、目が悪くなる理由が「酸欠」てのは、ありえます。

じゃ酸欠にならないためには、姿勢をよくして、外に出て、運動することが、目の健康に繋がると思います。

目次

【第1章】日本人は世界で一番目が悪い
【第2章】酸素不足が目を悪くする
【第3章】1分間で目がよくなる7つの視力回復トレーニング
【第4章】深呼吸とジャンプで目はよくなる
【第5章】目がよくなると人生が好転する