頭がきちんと動く時間の使い方とは!?『自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方』ちきりん


残業ばかりで限界の管理職、家庭と仕事の両立に悩む母親、働きづめのフリーランス、会社が伸び悩んできた起業家。正樹、ケイコ、陽子、勇二―多忙で余裕のない4人の物語から浮かび上がる「日本で働く人たちの問題点」とは?そして今、世界中で進みつつある「大きな変化」とは?2つの視点から明らかになる、1つの重要な概念と方法論。超人気“社会派ブロガー”が「現代を生きぬくための根幹の能力」を解説する、シリーズ第3弾! 「BOOK」データベースより

今回はちきりんの最新刊から、本『自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方』より、頭がきちんと動く時間の使い方を紹介します。

お金と時間意外の希少資源

実は最近の私にとってもっとも希少な資源は、「頭がきちんと動く時間」です。
「それも時間では?」と思われるかもしれません。たしかにこれも(1日24時間という)時間の中の一部です。なので正確に言えば「集中力」とか「思考体力」と呼ぶべきかもしれません。
誰にでも1日は24時間ありますが、今の私にとってはその中でも「一定レベル以上の集中力で頭を動かすことが可能な4時間」が、他の時間より圧倒的な貴重です。

ちきりんのやるべきことリスト

・頭が動くときにしかできないTo Do List
・頭が動かない時間でもできるTo Do List

のふたつに分かれています。

頭が動くときのTo Do List

①取材メモを整理して記事の骨格を作成
②講演内容の検討(メッセージと構成の決定)
③次回イベントの設計
④私的なトラブルの解決法について考える
⑤将棋の練習(←これは頭が必要なのです)

頭が動かないときのTo Do List

①風呂掃除
②ヒールの剥がれた靴を修理に持っていく
③冷蔵庫の中をチェックして不要なモノを捨てる(すでにかなりヤバイ)
④フェイスブックの”いいね!”
⑤経理処理のためのレシート整理

まとめ・感想・書評

やることリストを頭の動くときと動かないときに分けるのは、役立ちそうだ。

例えばぼくの場合は、頭が冴えている朝に単純労働をするのは非常にもったいない。
だから朝はブログや勉強をする、夜は掃除や情報収集や映画や本を見るなど分けられそうだ。

この時間の使い方はやっていなかったので、取りいれてみます。

目次

【序】「忙しすぎる」人たち
【1】高生産性シフトの衝撃
【2】よくある誤解
【3】どんな仕事がなくなるの?
【4】インプットを理解する 希少資源に敏感になろう
【5】アウトプットを理解する 欲しいモノを明確にしよう
【6】生産性の高め方① まずは働く時間を減らそう
【7】生産性の高め方② 全部やる必要はありません
【8】高生産性社会に生きる意味
【終】それぞれの新しい人生