『「凡人」を脱するための10の考え方』イケダハヤト

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本書の対象読者は、「凡人」のみなさまです。
凡人の定義は、「自分は凡人だ」という自覚がある人です。
「私は非凡だ」という自覚があるなら、この書籍は参考にならないのでスルーしてください。


非凡な実績を持つイケダハヤトが、凡人のみなさまに語りかける、という上から目線のコンテンツでございます。Amazonより

今回は本『「凡人」を脱するための10の考え方』より3つの考え方を紹介します。

①将来のことを考えない。

優れた人々は、自分の将来のことを考えません。そんな暇があるなら、今を全力で生きて、能力を高めようとします。


凡人たちは、将来について「不安混じりの妄想」をして、「いまここ」に存在する自分の行動を制約します。「20代の若者が老後の心配をして、高額な生命保険に入る」という、冗談のような状況が割と普通にまかり通ってます。凡人業界では「生命保険」とか人気ワードですね。


将来のことなんてわからない。考えても仕方ない。今やるべきことは何かを、冷静に考えるべきです。

②変化を楽しむ。

凡人は、ほんとうに変化を嫌いますね。あたかも自分が永遠の命を得ているかのように、日々を安定的に暮らそうとします。凡人にとって「変化」はネガティブなものです。


「非凡」なぼくからすると、これはほんとうに信じがたいことです。変化のない人生なんて、おもしろくないと思いますけどね。安定なんて、だいたいウソですし。変化こそが面白いんですよ。人生というのは。

③「論理的であること」の限界を知っている。

仕事ができる人は、みなさん、論理的ではありません。論理的では、ないのです。(中略)
「A」と「B」の因果関係なんか別にどうでもいいし、そもそも恣意的です。しかも「因果関係」とはいいつつ、勝手に導き出されたもので、ほとんど場合、真理ではない。


また「何か論理的である」ということは「自分にも理解できてしまう」ということでもあります。
だから、ワクワクしないんですよね。「あぁ、そういうことね。へー」と納得できてしまうんです。


ぼくはそれよりも「はぁ!?それ、ぜんぜん意味わかんないんですがwww」というアイデアや、そういう人の方にワクワクします。


本人ですら、理由が説明できないというのは、最高の状況です。漫画「ワンピース」の主人公・ルフィの「海賊王に、おれはなるっ」とかも、論理とかゼロじゃないですか。でも、人が付いてくる。意味不明なものに、人は惹かれるんですよ。


論理なんてくだらないものは、すっとばして、直感と好奇心で生きている人たち。または、そうなろうと努力している人たち。

まとめ・感想・書評

こんな、かなり喧嘩売っているような書き方できるのは凄いな笑
でも中途半端に言うよりはっきり言った方が相手に響くから、こういう書き方勉強になる。

ぼくが一番勉強になったのは、『「論理的」であることの限界を知る』です。
ぼくは論理的な思考など大好きなんですが、たしかに論理的って限界があるな。

論理的に物事を考えると「すごいね!」ぐらいしか言われない。

しかし、「えぇぇぇぇっぇぇぇぇfdskgじょf!!!!」とはならない笑

つまり、論理的思考はヒットは打てるけど、ホームランは打てないということ。

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