勝ち続けるための『勝負論 ウメハラの流儀』梅原大吾


☆内容紹介☆
「世界で最も長く賞金を稼いでいるプロ・ゲーマー」としてギネスにも認定されている梅原大吾氏。
目先の勝利にこだわらず、成長を続けることで「勝ち続ける自分」を築き上げてきた著者が、自らの経験をもとに明かす「実践的勝負哲学」

今回はプロゲーマー、梅原大吾さんの本『勝負論 ウメハラの流儀』から、勝負論を3ステップで紹介します。

1:大切なのは、成長しているかどうか

 あるゲームに僕が負けたとする。それは文字通り「負け」だし、僕も「ああ、負けてしまった」と思う。失敗やヘマをすることもある。
 でも、そのことによって僕が「勝ち続けていること」が終わったとはまったく思わない。その基準は、自分が変化しているかどうか、つまり、成長しているかどうかだからだ。
 あるゲームに負け、反省をし、自分の中に良い変化、つまり成長があれば、それは勝ち続けられている状態にある。反対に、負けたことで腐り、ふてくされたり、たまたま運が味方して勝ったことで浮かれ、そこから何も受け取らずに成長しなかったりすれば、変化がない以上「負け」なのだ。

結果にフォーカスを当てすぎると、何か負けたときにすぐに次へいけないのはよくあることですね。

2:勝ち続けること、100戦100勝であることは違う。

 


 白星は勝ち、黒星は負けを意味する。
 ある勝負では、白星が付いたり黒星が付いたりする。しかし、白星だからといって成長が得られないこともあるし、黒星でも大きく成長できることもある。
 勝負である以上白星であるに越したことはないが、本当の問題は、それらが連続的に自分の成長につながっているかどうかだ。大きな矢印が右肩上がりでいるかどうかである。僕は、この状態を「勝ち続けている」と考える。
 成長してより高いレベルで勝負できるようになっても、対戦相手の実力もより強くなっているから、必ずしも単純に白星が増えるわけではない。実力はついているのに、単に白黒の並びだけをみれば、むしろ変わらないこともある。一般の人は星の人しか見ないから、なかなか「あの人は勝ち続けている」とは直感的に理解してもらえない。得てして自分で見ていくしかないものだ。
 僕は、自分自身の現状をこうした形で把握しているかどうか、そして、誰に何と言われようと自分が成長し続けていて、右肩上がりでいることを信じられるかどうかもまた、大切な能力だと考えている。

どんなに成長しても、負けるときは負ける。
その反対に、どんなに成長していなくても、勝つときは勝つ。

そこを気にするより、大事なのは成長です。

3:成長のループ

 成長できることは人生の楽しみであり、幸せそのものである。そして、より努力ができて、結果として勝負にも強くなってしまう。勝負する、成長する、楽しくなる、より勝ちやすくなる、というループがあるのだ。
 勝負の世界にいながら途中で諦めてしまう人は、このシンプルな仕組みをまだ体感できていないだけなのではないかと思う。僕自身もそうだった。本当は勝負の結果ではなく、成長を実感していることが大切だったのだ。

練習というのは地味な作業だけど、そこに幸せを感じられるかどうかって、非常に重要ですね。

まとめ・感想・書評

よく勝ちにこだわらないと、いけないと言われるが、本当にそうだろうかと思っていた。

ぼくはプロボクサーなので、プロボクサーの人はたくさん見てきているが、結果に固執している人ほど、負けたときにボクシングを止めてしまったり、長い間休む人が多いと感じていた。

だけど、結果というより成長にフォーカスをしている人は、切り替えが非常に早い。
もちろん、悔しそうだけど、すぐに練習を始めて、どんどん成長している人をたくさん見てきた。

梅原大吾さんも、成長にフォーカスを当てて、どんどん勝っている。
勝負ごとだから勝ち負けはもちろん大切だけど、ほんとうに大切なのは、「成長」ということなんだな。

【第1章】なぜ勝ち続けることが大切なのか?
【第2章】勝ち続ける自分を設定する
【第3章】勝ち続ける基礎を固める
【第4章】勝ち続ける知識と思考
【第5章】勝ち続けるメンタルの構築法

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