世界で勝つ人の共通思考とは!?『Kのロジック』児玉光雄

☆内容紹介☆
性格や体力は関係ない、要はどう考えるかだ!日本を代表するアスリート、錦織圭と本田圭佑。ジャンルも個性も異なる2人の考え方には、能力を120%発揮し世界の壁を突破するための隠れた「成功法則」があった。
「BOOK」データベースより

今回は児玉光雄さんの本『Kのロジック』から世界で勝つ人の共通思考について3つ紹介します。

①「量」はあるとき「質」に転化する

量さえ稼げればナンバー1になれなくても、その道の達人の仲間入りができる。この「量質転化」こそ、本田や錦織を一流のアスリートに仕立てた王道なのである。
これは、「量を稼ぐことによりそれが質に変わる」という意味の言葉である。
言い換えれば、量を稼がないことには質は高まらない。 P17~18

本田や錦織の子どもからの練習時間ほど練習した人が日本にどれくらいいるのか。
特にサッカーやテニスは子供時代のゴールデンエージの期間がものすごく大事。
最低でも9~12歳までにやらなくてはいけない。
そして、その期間にどれぐらい練習出来るかがカギとなる。
つなり、大人になるまでの累積時間が超一流になるための要因

②自己暗示のパワー

才能に恵まれていないと考えている多くのアスリートの問題点は、そのアスリートの才能のなさではない。自分自身の才能に制限を与えているから、せいぜい20~30%程度か実力を発揮できていない事実」に本人が気づいていないことにある。 P125~126

50キロの握力の人間が催眠術をかけられ、「あなたは凄い人間だ。握力は60キロ以上ある」と告げられ催眠を解かれる。その後で握力テストをすると、なんと62キロの握力を記録したという。
この人間の「自分の握力は50キロ!」という思い込みが能力に制限を与えていたのである。
たとえ努力を粘り強く持続できても、自分の潜在能力の凄さを信じていない人間が大きな夢を実現することはない。 P126


出来ると思わえない人が、高い目標は達成するのは難しい。
出来ると本気で思えた人が、多少難しくでも達成してしまうことがある。

③完璧主義ではなく、最善主義を貫く!

完璧主義者は常に目標を達成しないと気がすまない。言い換えれば、よい結果のときは問題ないが、よくない結果に終わると、それを引きずる。
一方、最善主義者は現実をしっかりと受け止めて、現状でベストを尽くすことに生きがいを見出せる。目の前の作業をするその瞬間を楽しめるから、結果がどんな形になろうと後悔しないP155

結果に執着することは、もちろん大事だが
それ以上にプロセスを大事にしないと結果が出ないと引きずってしまう。

まとめ・感想・書評


超一流になるためには超一流の人の思考をインストールするのが大事です。