超速スキル獲得術!!『たいていのことは20時間で習得できる』ジョジョ・カウフマン
忙しい人のための超速スキル獲得術。初心者が上手にこなせるようになるまでの最短の道を手ほどき。あらゆる技能の習得に応用できる。
「BOOK」データベースより
今回はジョジョ・カウフマンさんの本『たいていのことは20時間で習得できる』を紹介します。
一万時間なんてクソくらへ!!!!
ベストサラー作家、マルコム・ブラッドウェルは著書「天才!成功する人々の法則」の中に、何かにおいてプロのレベルに到達するには、平均して1万時間、本気で練習するがあると書いてある。
例えば、1万時間というと、本気の練習を毎日8時間、ほぼ3年半にわたって続けること。また、現実的には、集中して取り組むのは、かなり厳しい。とびきり競争の激しい分野(たとえば音楽家やプロスポーツ選手など)のトッププレーヤーでも、エネルギーを振り絞って本気で練習できるのは日々3時間半ほどである。そうだとすれば、一つのスキルに熟達するには10年以上かかる計算になる。
これは仕事や家庭がある人たちには、そんな時間ないのでかなり厳しい。。
自分の目標に合ったそこそこのレベル
もちろんプロのレベルになる技術を身につけるには、かなりの時間がかかる。しかし、この本はプロレベルを目的にしていません。
「自分の目標に合ったそこそこのレベル」を目標にしています
たとえば、タイガー・ウッズのようなプロゴルファーになりたいという訳ではなく、恥をっかずにまともなスコアでラウンドし、ときには地元のゴルフ場のコンペで優勝争いする程度になりたいといったぐらいなら、1万時間はいらない。20時間で十分だ!!!っというのが、著者の主張です。
ただ、闇雲に20時間練習してもなかなか、目標のレベルまではいきません。そこで大事なのは・・・
超速スキル獲得法を身につけえろ!!!
超速スキル獲得法とは、習得したいスキルをできるだけ小さなパーツに分解し、そのうち特に重要なものを見極め、まずそれを意識的に練習するプロセスのこと。
そんな超速スキル獲得法は、多きく四つのステップに分かれる。
四つのステップ
【分解】
スキルをできるだけ小さな「サブスキル」に分解する
たとえばゴルフをプレイするというのも、様々な部品の集まったスキルだ。正しいクラブを選び、ティからボールを打ち、バンカーから出し、バッティングを決める、などなど。スキルを十分小さく分解すれば、最も重要と思われるサブスキルを特定するとずっと楽になる。
【学習】
賢く練習できるように、また練習中に自己修正できるように、個々のサブスキルについて十分な知識を得る。
闇雲に練習しても目標には届かない。地図を持たないで、旅に行くようなもんだ。そこで、しっかりどのようにすれば、スキルが効率的に身につくか勉強する必要があります。
また、フィールドバックを返してくれるような、コーチも必要。また、ビデオカメラで撮影すれば、どこが違うのか自分で修正することもできる。
【除外】
練習の邪魔になる、物理的、精神的、感情的障害を取り除く
全力に集中するには、テレビやスマホを練習中見ないことはもちろんのこと、道具もすぐに使える状態にしておくことが重要です。
【練習】
特に重要なサブスキルを少なくとも20時間練習する
習得するのに、スキルはひとつに絞り、それに全力で集中する。
まとめ・感想・書評
この本は自分の目標に合ったそこそこのレベルを目的にしているが、この本に書かれていることはトッププレイヤーになりたい人にも、とても有効な本!!
なにかを目指すためには、このようなステップでやることがとても大事だな!
第1章 自己紹介
第2章 超速スキル獲得法10のルール
第3章 効果的学習のための10の基本ルール
第4章 ヨガ
第5章 プログラミング
第6章 タッチタイピング
第7章 囲碁
第8章 ウクレレ
第9章 ウインドサーフィン