好奇心がない人は「井の中の蛙」です。『脳が目覚めるたった1つの習慣』瀧靖之

☆内容紹介☆
好奇心を掻き立てる→コミュニケーションを楽しむ→有酸素運動で海馬を大きくする―たった3つのステップであなたの人生は劇的に変わる!最新の脳科学からわかった“最強頭脳”メソッド。集中、モチベーション、記憶、思考…能力もパフォーマンスも10倍アップ!
「BOOK」データベースより

今回は瀧靖之さんの本『脳が目覚めるたった1つの習慣』から、好奇心がない人の特徴と好奇心をもてるようになるためのコツを紹介します。

① 好奇心がない人は質問できない。

他人に対して好奇心を持てない人は、質問を思いつきません。そういう人は相手が話してくれた情報の中に、自分のために活かせるものがあっても、それに気づくことが苦手です。好奇心は観察眼を養いますが、その好奇心がないため、観察力を発揮できないのです。

② なぜ質問できないか?

 他人に興味を持てない、観察眼を持てない人の特徴として。「井の中の蛙」になっているということが挙げられると思います。
 部署内で、社内で、あるいは業界内で、トップのポジションにいる人の中には、「自分は他の人より物事を知っている」と考えて、他人が持っている情報に興味を示さなくなる人がいます。
 とはいえ、一人の人間が何もかもを知ることはできません。仮に、その人がある分野ではトップだったとしても、他分野に関してまでものすごく詳しいということは、そうそうないはずです。
 結局のところ、「自分は他の人より物事を知っている」「他人の持っている情報に価値がない」と考える人は、自分が「お山の大将」でしかないことに気づけない人なのです。

 

③ 好奇心を持てるようになるには?

 ただこういう人でも広い世の中を見れば考え方が変わります。「世間には自分の知らない世界がたくさんあり、自分が知らないことを知っている人がたくさんいる」とわかれば、自然と他人への興味が湧きますし、相手への疑問や質問も湧き上がってきます。脳がまだ見ぬ世界に自分がよりよく生きられる可能性を感じて、ワクワクし始めるからです。
 ワクワクしながらたくさんの人に会えば会うほど、人はいつしか謙虚になります。自分が井の中の蛙でしかなかったことに気づき、謙虚になって物腰が柔らかくなると、さらに多くの人があなたと過ごしてくれるようになります。すると、もっと世界が広がる。脳が活性化する。そして、さらに人間関係が広がる・・・という、正のスパイラルに入ることができるのです。

まとめ・感想・書評

 ぼくは友達から「質問めっちゃするな笑」とよく言われます。質問するから会話するのに、困ることはほとんど起きません。
 会話が苦手なひとに、「会話が続くコツは?」と聞かれることがありますが、「相手に質問すれば〜」といつも言います。でも「いやそんな聞くことないし」と答えてきました。
 そのとき、なんで質問できないんだろうっと思っていたのですが、やっと解明しました!好奇心がないから!!笑
 ぼくは昔から何でも興味があったから、どんな人にも質問できたんだな。「井の中の蛙」これからも好奇心を持ち続けられるようにしよう。