読書によって鍛えられる「メタ認知能力」とは!?『戦略読書』三谷 宏治
☆内容紹介☆
私たちは読んだ本でできている―。ビジネス、SF、科学、歴史、マンガ、心理、哲学…他「何を」「いつ」「どう」読むかを戦略的に変えてコモディティ化しない自分をつくる「読み方」大全。
「BOOK」データベースより
私たちは読んだ本でできている―。ビジネス、SF、科学、歴史、マンガ、心理、哲学…他「何を」「いつ」「どう」読むかを戦略的に変えてコモディティ化しない自分をつくる「読み方」大全。
「BOOK」データベースより
今回は三谷 宏治さんの本『戦略読書』から「メタ認知能力」について3ステップで紹介します。
①メタ認知能力
メタとは「一階層上の」という意味なので、「メタ認知」とは、
「自分がそれを『知らない』ということを知っている(無知の知)」
「自分が何をやっているかをわかっている」
「自分が今はやれないことをやれるように改善する」(PDCA)というような心の動きや、そこからの行動を指します。要は自己を客観視し、変革できる力といえるでしょう。それが、適切な自己コントロールにつながります。
② 客観的な視点を持てる
多くの本は第三者的視点で書かれています。たとえそれが一人称で書かれていても、読み手は自分を第三者と認識します。読者はそんな「客観的な視点(後方斜め上にいるもうひとりの自分)」を育てることにもなるのでしょう。
③ メタ認知能力向上には「教える」こと
読むで終わらず「教える」ことも、メタ認知能力向上には効きます。学んだことのひとつで構いません。得た知識を、「相手に合わせて自分の言葉で説明する」という行為が、メタ認知を生み出します。