クレジットカードの支払事故をしてしまうと・・・

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数日くらいなら、一回くらいなら大丈夫という認識を持ってる人も多いのでは!?

ですが、「うっかり」、「数日くらい大丈夫」という認識は完全にNG行為です!!

なぜなら、クレジットカード会社は支払事故を起こした人をCICに報告するから。また、自社の中でこれらの人のリストを別枠で管理してしまうからです。

CICとは!?

CICとは、CREDIT INFORMATION CENTERの略語です。
 消費者のクレジットやローンに関する信用情報をクレジット会社などから収集し、それらクレジット会社からの照会に応じて情報を提供している会社です。

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なんでそんな個人情報を記載されているのか?

 あなたがクレジット会社等へ申込みや契約をした際に、信用情報機関への利用と登録の同意をしているからです。
 そんなの同意した記憶がある人は1%もいないと思いますが、みんな同意しています。

支払い遅れたらすぐに登録されるのか?

 CICのHPに延滞等の移動情報では『正常入金日から61日以上の場合延滞とつける』書いてあります。なので、ネットでは遅延しても61日未満に入金すればCICに登録されないと書いている人がいますが、それは間違いです。

 なぜなら、それは一般的な期限にすぎないからです。遅延を複数回してしまったら、61日未満でも一発で延滞とつけられる可能性があります。

 また、61日未満に”延滞”をつけられなくても、”遅延”は登録されてしまいます。遅延を1回でもつけられただけでも、審査が厳しいクレジットカードは作れなくなる可能性が出てきてしまいます。

会社には半永久的に登録されてしまう。

 
 CICに掲載されるだけなら5年後には記録から消えますがこのカード会社独自のリストに載ると半永久的に「事故記録」が残ってしまいます。

本当に欲しいカードを得るために審査の通りやすいカードを一旦取得しそのカードでクレジットヒストリーを積んでいこうとする方は多いですよね。
 
’’とりあえず’’で作ったカードなのに引き落とし日時に口座に十分な資金がなくカード会社への支払が失敗しうっかりクレジットヒストリーに大きく傷をつけてしまうと本末転倒ですね。
 
手持ちのカードの与信枠は減らされるわ将来ほしかったカードは確実に手に入りにくくなります。
 

それでも支払事故を起こした場合は?

 
そうはいっても、人間はミスをおかします。
 
不覚にも支払事故を起こしてる場合もあると思います。
 
そして、「事故処理」の仕方次第では「傷」を最小限に抑えられる場合があります。
 
それは、カード会社から支払催促の電話が入る前に、支払事故を起こした本人がカード会社に電話をすることです。
 
カード会社から「支払催促」の電話が入った場合はカード会社の記録に「事故1」がカウントされてしまいます。 

支払いが遅れないためには?

 
カードに紐づく引き落とし口座の残高は常時チェックしておきましょう。
 
引き落とし日の銀行取引状況はオンラインバンキングで常時確認するなど万全なチェック体制をしいておいてください。
 
そして、万が一、残高が足りずに支払が遅れた場合、カード会社からの連絡が入る前に、カード名義人本人がすぐにカード会社に連絡をいれ、可及的速やかに振込等で返済を行いましょう。
 
日本ではクレジットヒストリーという言葉をあまり聞きませんがカード業界では常用されてるタームです。
 
無意識とはいえ、クレジットヒストリーに傷をつけないよう使った分は期日までに返済できるように計画的なご利用・返済を心がけましょう!