『敵を味方に変える技術』ボブ・バーグ


人生の成功の9割は対人関係にかかっている」と著者は言う。
専門的な技術や知識も重要だが、対人関係には遠く及ばない。
非凡な才能の持ち主であるにもかかわらず、「敵を味方に変える技術」がないために、
残念な結果に終わっている人は世の中に大勢いるのだ。

とはいえ、どのようにすれば「敵を味方に変え」て、対人関係を向上させ、
人生を成功に導くことができるのか。
そのために必要な原理は5つあると著者は説く。 Amazonより

あなたの今の悩みは人間関係ではないでしょうか?

人間の悩みなんてほとんど人間関係です。
でも、喜びもほとんど人間関係です。

そんくらい大事な人間関係をよくする方法を教えてくれるのが、今回の本です。

そこで今回は、本書『敵を味方に変える技術』から、敵を味方に変えるための5つの原理について紹介します。

① 自分の感情をコントロールする

 私たちは感情をもとに決定をくだし、感情的な決定を論理によって正当化しているにすぎない。正当化とは「合理的なウソ」をつくことという意味だ。つまり、たいていの場合、私たちは感情的に決定をくだし、自分に合理的なウソをついてそれを指示するのである。
 しかし、感情にもとづいて自分を正当化すると、なかなか思うように人を動かすことができなくなる。

② お互いの信念の違いを理解する

 どの人もしつけや環境、教育、マスメディア、交友関係の組み合わせにもとづく独自の世界観を持っている。その点については、あなたの目の前にいる人も同じだ(中略)
 だからといって、必ずしも相手の信念体系を理解する必要はない。まず、相手の信念体系が自分の信念体系と大きく異なっているという事実を認識することからはじめよう。

③ 相手のプライドを尊重する

 私たちはプライドを悪いように考えがちだ。自己愛の強い人の問題とみなしてしまうのだが、つまるところ、プライドとは自尊心のことにほかならない。
 どんな人でもプライドを持っているから、それを傷つけてしまったら、相手を味方につけることは難しい。
 相手を味方につけることができるかどうかは、95パーセントの確率で相手のプライドをどれだけ尊重するかにかかっている。

④ 適切な雰囲気をつくる

 あらゆる対人関係で、どちらが主導権を握って雰囲気をつくるかが問題になる。もし相手に主導権を握られたら、相手が適切な雰囲気をつくってくれることに賭けるしかない。
 しかし、もしあなたが主導権を握るなら、積極的に適切な雰囲気をつくって建設的な話し合いをはじめることができる。
 適切な雰囲気をつくることは、人を動かす達人になるための重要なステップである。

⑤ 共感を示して気配りを心がける

気配りとは、相手の抵抗をやわらげて考えを受け入れやすくするような方法で何かを言う能力のことだ。これは大きな力を持っている。ほとんどの人は相手のプライドを傷つけて反感を抱かせてしまいがちだが、共感を示して気配りを心がければ、相手はあなたの提案を素直に受け入れて、それにもとづいて行動してくれる可能性が高くなる。

まとめ・感想・書評など

読み始めるまえは、どんな技術「テクニック」が書かれているんだろう?と思ったのですが、テクニックというより自己啓発な部分が多いように感じた。

でも、そうゆうことなんだなと思った。

どうゆうことかというと、人間関係をよくする近道はテクニックを磨くより人格を磨くことが一番の近道だということ、

だから、この本はテクニックを使って自分ために相手を支配を目指していない。自分と相手、双方にとって一番いい人間関係になることを目指している。

だが、いい人になるだけでは、相手に利用されてしまう可能性がある。だから、本書は「いい人」と「親切な人」の両方になり、しかも利用されない方法を伝授してくれる。

老若男女全ての人にオススメの一冊です。


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