寝る前にタバコは睡眠の質を低下させる
「寝ても寝ても体がダルい」
「なかなか寝むれない」
という睡眠に不眠症に苦しんでいる人は、タバコを吸う人はタバコを吸わない人に比べ、睡眠に悩む人が4~5倍多いという研究結果があります。
いやーでも、寝る前に吸うとリラックス出来て寝やすいんだよね〜っという経験をもっている人も多いと思います。
確かに、ニコチンには鎮静作用やリラクゼーション効果があります。
しかし、なぜ睡眠に障害が生まれるのか。
それは3つの理由があるからです。
タバコが睡眠を質を落とす原因
①ニコチン
ニコチンが深い睡眠を妨げるからです。
なぜならタバコを吸うと心拍数と血圧が上がり、身体が激しい運動をした状態と同じになるからです。
また、ニコチンはカフェインより覚醒効果が高いといわれています。つまり、コーヒーを寝るまえに飲むより、睡眠の質を低下させているということです。
②一酸化炭素
タバコを吸うと一酸化炭素を大量に摂取します。この一酸化炭素は酸素を奪い、ビタミンCを浪費させ、新陳代謝を邪魔してしまいます。
③有害物質が排出されない
またソウル大学校病院の研究によると、タバコに入っている4種類以上の発癌物質の中で水溶性物質は汗や小便、呼吸等を通じて排出される。
だが、寝る直前では、毒性物質がまともに排出されないということが分かった。
つまり、寝ている間に有害物質が排出されないということから、睡眠の妨げになる。
最後に
寝るまえにタバコを吸うことは、どれだけ睡眠の質を邪魔しているか、ご理解いただけたでしょうか?
寝る前に、タバコを吸うと
寝ても疲れがとれない→ストレスが貯める→ストレス発散したくなる→タバコを吸う
っといったスパイラルに陥ってタバコの本数が増える要因にも繋がります。
健康のためにも、日々のより良い生活のためにも、寝る前のタバコをやめておきましょう。