『元ドイツ情報局員が明かす 心に入り込む技術』レオ・ マルティン

元ドイツ情報局員が明かす心に入り込む技術

親しみや信頼は意識的に作り出せる。 誰もがあなたを信じてしまう「17のミッション」&「情報員マニュアル」

ドイツ連邦情報局に勤務する敏腕スパイ・スカウターのレオ・マルティン。
彼の手にかかるとどんな人でも心から彼を信用し、彼のためなら味方すら裏切るようになる。
どのような卓越した「技術」で人の心をつかむのか?
これは犯罪組織の解明だけでなく、職場やプライベートでも応用できる「人の心をつかむ技術」である。 Amazonより

レオ・マルティンは、犯罪組織の一員から、極秘の情報を聞き出すために、その犯罪者を味方にして、その犯罪者をスパイにしてしまう。

つまり、犯罪者と信頼関係を築き友達になってしまうということ。
いや、これは凄いな笑

まぁでもぼくたちは、犯罪者を味方につける必要がないけど、

「上司とうまくやっていきたい」
「部下から信頼されたい」
「あいつと付き合いたい」

という人はたくさんいるはずなので、

今回はレオ・ マルティンさんの著書『元ドイツ情報局員が明かす心に入り込む技術』から、心に入り込む技術の習得方法を紹介します。

まずはこれを心に刻もう。

・自分は両サイドにプラスをもたらしたい 。
・自分との出会いや友人関係によって 、人々が利益を得るようにする 。
・相手の長所を表面に引き出すようにして 、どんな状況でも相手が面目を潰さないで済むようにする 。
・批判や過小評価をしない 。自分と関係のある人々をできる限り支援するが 、その見返りを期待しない 。
・周囲の人々の弱みではなく 、強みに集中する 。
・テ ーマに何を選ぶか、また何をテ ーマにすべきではないか、慎重に考えて準備する
・愚痴は決してこぼさない 。
・ネガティブな話題やきわどい話題には距離を置く 。

相手の心に入り込む前の心構えです。

心に入り込む「技術」、技術だからトレーニングするしかない!

何を言おうかと長く考えてはいけない。それは状況を悪化させるだけだ。また、自分を責める必要もない。毎日いろいろな場所で、人々にアプローチする練習をしよう。

相手と仲良くなれるのも技術です。練習あるのみ。打つべし打つべし打つべし!

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まずは緊張しない相手から、徐々にトレーニングしよう。

男性は、魅力を感じる女性ではなく、魅力を感じない女性、男性、お年寄り、ペットなどを相手に選ぶ。そうすることで知らない人に声をかけるのが楽になる。

いきなり、緊張するボスキャラからいくのではなく、緊張しない人からトレーニングしよう。

まとめ・感想

この本はノンフィクションの読み物だと思ってください。
ストーリー性があって結構長いです笑

手っ取り早く、「心に入り込む技術」を知りたいなら、この本の後ろの方にある、『信頼を築くための〈007秘訣〉』を読めばOKです!


元ドイツ情報局員が明かす心に入り込む技術

元ドイツ情報局員が明かす心に入り込む技術

  • 作者: レオ・マルティン,シドラ房子
  • 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
  • 発売日: 2012/07/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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